カヤック・SUPフィッシングの安全性を考えた夏・冬の服装とウェア選び

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釣りよもやま

・SUP(サップ)・カヤックフィッシングを始めたい人
・カヤックなどの小舟での服装はどうすればいい?
・夏や冬、安全に楽しめる服装は?

SUP(サップ)カヤックフィッシングを始めようと考えている人の中には、「どんな服装で行けばいいの?」と悩む人も多いのではないでしょうか。

堤防などの陸っぱりとは違い、水上での釣りは濡れることが前提です。

また海へ落水する可能性もあるため、体温調節や釣りのしやすさだけでなく、安全性も考慮したウェア選びが欠かせません。

この記事では、パックラフト・SUP・カヤックなどの小型艇で釣りを楽しむさいにおすすめの服装やウェア選びのポイントについて紹介します。

カヤック・SUPフィッシングの服装選びで大切なこと

カヤック・SUPフィッシングでは、快適さだけでなく「安全性」「動きやすさ」を重視して服装を選ぶことが大切です。

海の上では風や潮の流れが急変することも珍しくなく、落水のリスクもゼロではありません。

そのため陸っぱりの釣りとは違った視点でウェアを選ぶ必要があります。

ここでは特に重要だと考えている3つのポイントを紹介します。

漕ぎやすい服装

カヤック・SUPフィンシングではパドルで漕いだり、足漕ぎで移動することになるので想像以上に体を動かします。

釣りに夢中になっていると風や潮の変化に気づかず、いつのまにか岸からかなり離れた沖に流されている状況はよく起こります。

そういった状況であれば風や波に逆らい、全力で岸まで漕いで戻らないといけません。

厚手で動きにくい服装では体力が消耗しやすく、岸に戻ることが難しくなる可能性があります。

特に冬は防寒のために着込むことになるので、暖かさだけではなく、動きやすさに重きを置くことが大切です。

海へ落ちることを想定した服装

海の上では「落ちる可能性がある」という前提で服装を選ぶことが重要です。

服の素材はコットンのような水を吸いやすいものは避けたほうがよいでしょう。

落水すると水を吸って重くなり、カヤックへの再乗艇が難しくなります。

落水の原因はさまざまです。風や潮の急な変化だけでなく、船が通過したあとに発生する引き波で大きく揺れたり、大物がヒットしてタモを取ろうとした瞬間にバランスを崩したりすることもあります。

実際に落水した知人は、一人ではカヤックへ戻ることができず、同行者に助けてもらいながらようやく再乗艇できたそうです。

だからこそ濡れても重くなりにくい素材や、動きやすい服装を選ぶことが安全につながります。

サヴォリ
サヴォリ

初めて乗る人は荷物を積まずに再乗艇する練習をしておいた方がいいかもしれません

ライフジャケットは必須

ライフジャケットは必ず着用しましょう。

膨張式(インフレータブル)よりもベストタイプをおすすめします。

膨張式は紐を引くか、水を感知すると膨らむ仕組みです。

そのため水しぶきなどで誤作動する可能性があり、誤って作動するとその日の釣行中は膨らんだままになってしまいます。

そうなると動きづらくなるだけでなり、パドリングにも支障が出ます。

また、ベストタイプでもポケットにルアーケースなど重い物を入れるのはおすすめしません。

ライフジャケットが重くなるだけでなく、落水したさいにポケットの厚みが邪魔になり、再乗艇しにくくなることがあります。

ライフジャケットには、防水ケースに入れたスマートフォンや最低限の小物だけを収納し、ルアーケースなどはバッカンやタックルボックスに入れておけば十分です。

カヤック・SUPフィッシング 夏におすすめのウェア 

夏のウェア選びで重視したいのは「日焼け対策」「熱中症対策」「濡れても快適に過ごせること」の3つです。

冬ほど防寒を意識する必要はありませんが、海の上では直射日光や海面からの照り返しを受けるため陸上での釣り以上に紫外線対策が重要になります。

また落水や水しぶきで濡れることを考え、速乾性や撥水性のあるウェアを選びましょう。

半袖Tシャツ(ポリエステル)

シャツはポリエステルなど速乾性の高いスポーツウェアがおすすめです。

前述のとおり、コットンのような水を吸いやすく乾きにくい素材は避けたほうがよいでしょう。

私はトレーニング用の半袖Tシャツを着ていますが、軽くて動きやすく、濡れてもすぐ乾くので快適です。

ハーフパンツ

ハーフパンツも、速乾性と撥水性のあるものを選んでいます。

カヤックでは座った状態で釣りをする時間が長いため、水が染み込みにくい素材だと不快感が少なく快適です。

ストレッチ性のあるものなら、乗り降りやパドリングもしやすくなります。

アームカバー・レギンス

半袖シャツにアームカバー、ハーフパンツにレギンスを組み合わせることで日焼けを大幅に防げます。

長袖・長ズボンよりも袖口や裾が開いているため風が通りやすく、体感的にも涼しく感じます。

海の上は照り返しが強いため、腕や脚もしっかり紫外線対策をしておくのがおすすめです。

マリンシューズ

サンダルやクロックスでも釣りはできますが、個人的にはマリンシューズをおすすめします。

裸足で履けるので手軽ですし、砂浜から乗艇するときも砂が入りにくいのが魅力です。

また濡れても乾きやすく、軽量なので歩きやすいのもメリットです。

私が使っているものは丸めてコンパクトに収納できるため、持ち運びにも便利で気に入っています。

サファリハット

帽子は顔、首まで覆えるサファリハットを使っています。

首の後ろまで日差しを遮れるタイプなら、顔だけでなく、うなじの日焼けや熱中症対策にも効果的です。

キャップと比べて日陰を作れる範囲が広いため、夏のカヤックフィッシングでは非常に重宝しています。

カヤック・SUPフィッシング 冬におすすめのウェア 

冬のカヤック・SUPフィッシングでは防寒だけでなく「落水時の安全性」を考えた服装選びが重要です。

気温が低いだけでなく、水温も大きく下がるため、夏と同じような服装では低体温症になる危険があります。

そのため保温性・速乾性・動きやすさを兼ね備えたウェアを重ね着し、万が一の落水にも対応できる装備を整えましょう。

メリノウール製のインナー・靴下

冬は上下ともメリノウール製のインナーを着用し、靴下もメリノウール製のものを使用しています。

メリノウールは保温性が高いうえに吸湿・放湿性にも優れており、汗をかいても汗冷えしにくいのが特徴です。

寒い時期でも快適に過ごせるため、冬のベースレイヤーとして非常におすすめです。

フリース

メリノウールの上にはフリースを着用しています。

フリースは主にポリエステルを起毛させた素材で、軽量ながら高い保温性があります。

さらに速乾性や伸縮性にも優れているため、パドリングの動きを妨げにくいのも魅力です。

ダウンのように厚みが出すぎず、動きやすさを確保しながら防寒できるため、カヤック・SUPフィッシングとの相性は抜群です。

ドライスーツ

フリースの上からドライスーツを着用します。

価格が高く、気軽に購入しにくいのが難点ですが、冬の海で釣りをするなら最も優先したい装備です。

ドライスーツは水の侵入を防ぐため、万が一落水しても体温の低下を大幅に抑えられます。

防寒着というよりも、安全装備のひとつと考えたほうがよいでしょう。

一方、ダウンジャケットのような厚手のアウターは水を含むと重くなりやすく、動きにくさにもつながり、汗をかいて蒸れやすいこともあるため、カヤックフィッシングにはあまり向いていません。

グローブ

冬は手がかじかむと、ルアー交換やラインを結ぶ作業がしづらく、冬はパドルもキンキンに冷えていて素手で触るのは避けたいです。

そのため、防寒用のフィッシンググローブを着用しましょう。

ネックウォーマー

首元は体温が逃げやすいため、冬はネックウォーマーがあると防寒性が大きく向上します。

風を直接受ける首や口元を保護できるので、冷たい向かい風の中でも快適に釣りができます。

フリースやメリノウールなど、保温性が高く乾きやすい素材のものを選ぶのがおすすめです。

【まとめ】ウェア選びで安全性は大きく変わる

カヤック・SUPフィッシングは、陸っぱりとは違い常に落水のリスクがあります。

そのためウェアは見た目や快適さだけでなく、安全性と動きやすさを最優先に選ぶことが大切です。

夏は日焼けや熱中症対策、冬は防寒と低体温症対策を意識しながら、速乾性や保温性に優れた素材を選びましょう。

また、ライフジャケットは必ず着用し、万が一の落水にも対応できる服装を心掛けることが重要です。

可能であれば、同行者がいる環境で浅瀬を選び、一度再乗艇の練習をしてみることをおすすめします。

実際に落水と再乗艇を経験してみると、自分の服装や装備が本当に安全なのか、改善すべき点がよく分かります。

安全な装備を整えて、安心してカヤック・SUPフィッシングを楽しみましょう。

ではまた!

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